使い方マニュアル

会費・請求管理

会費や参加費など、保護者から受け取るお金の請求を作り、入金を記録する画面です。銀行の入金一覧(CSVファイル)をまとめて取り込むこともできます。

だれが・いつ使う? 会費を扱う機構・自治体の担当者が使います。請求を出すとき、入金を確かめたとき、月末に会計の資料を作るときに開きます。

「会費・請求管理」の画面の全体
画面の例:「会費・請求管理」の画面の全体

この画面で扱うお金

この画面で扱うのは、受け取るお金(会費・参加費など)だけです。

指導者へ支払う謝金や交通費は、この画面では扱いません。

謝金は「謝金・振込データ」の画面、交通費は「交通費管理」の画面を使います。

入金は、担当者が確かめてから手で記録します。カード払いなどの外部の決済は、現在は使えません。

画面の上の3つの切り替えボタン

画面の上に、3つのボタンが横に並んでいます。押したボタンが濃い青色になり、その内容が下に出ます。

  • 「消込ダッシュボード」: 請求の一覧と、入金の記録をする場所です。最初はこの画面が開きます。
  • 「請求を作成」: 新しい請求を作る場所です。
  • 「会計帳票」: 月ごとの集計と、会計用のCSVファイルを出す場所です。
  • 「消込(けしこみ)」とは、入金があった請求を「支払済み」にすることです。

「消込ダッシュボード」の見方: 上の4つの数字

「消込ダッシュボード」を押すと、いちばん上に4つの数字の枠が並びます。

  • 「請求総額」: 請求済み・支払済み・期限超過の請求の合計額です。下書きと取消の請求は入りません。
  • 「全体収納率」: 請求総額のうち、入金があった割合です。下の小さな文字が入金済みの金額です。
  • 「未納」: 支払期限の前で、入金を待っている請求の件数です。
  • 「期限超過」: 支払期限を過ぎても入金が無い請求の件数です。赤い文字で出ます。
  • その下の「クラブ別収納率」には、クラブごとの入金の割合が、横の帯の長さで出ます。
  • 割合を計算できないとき(請求が1件も無いときなど)は「—」と出ます。「—」は、まだ情報が無いことを表します。

「請求台帳」の見方

数字の枠の下に「請求台帳」の表があります。1行が1件の請求です。

  • 「請求」: 請求の名前です。その下の小さな英数字が「請求ID」です。入金CSVで使うことがあります。
  • 「対象」: 請求する生徒の名前です。その下の小さな文字がクラブ名です。
  • 「発行日」「支払期限」: 請求を出した日と、支払いの期限の日です。
  • 「請求額」: 請求する金額です。
  • 「収納モード」: 入金の受け取り方です。「手動入金記録」は、担当者が手で入金を記録する請求です。
  • 「状態」: 請求がいまどうなっているかです。色の付いた丸い札で出ます。
  • 「入金・操作」: 入金を記録できる請求には「入金を記録」ボタンが出ます。支払済みの請求には入金日が出ます。
  • 値が無い欄には「—」と出ます。「—」は、まだ情報が無いことを表します。

「状態」の色と意味

  • 「請求済み」(青): 請求を出して、入金を待っています。
  • 「支払済み」(緑): 入金を記録しました。
  • 「期限超過」(赤): 支払期限を過ぎても、入金がありません。
  • 「下書き」(灰色): まだ出していない請求です。
  • 「取消」(灰色): 取り消した請求です。
  • 「入金を記録」ボタンが出るのは、「請求済み」と「期限超過」の請求だけです。収納モードが「手動入金記録」の請求に限ります。

請求台帳を絞り込む・CSVで出す

「請求台帳」の見出しの下に、4つの選ぶ欄とボタンが並んでいます。

  1. 手順1「状態:すべて」の欄を押し、見たい状態を選びます。

    選べるのは「請求済み」「支払済み」「期限超過」「下書き」「取消」です。

  2. 手順2「クラブ:すべて」の欄を押し、見たいクラブを選びます。

  3. 手順3「発行月:すべて」の欄を押し、請求を出した月を選びます。

  4. 手順4必要なら「収納モード:すべて」の欄を押し、入金の受け取り方を選びます。

    右端の「表示 ○件」に、いま表に出ている件数が出ます。

  5. 手順5表に出ている請求をファイルにしたいときは、「表示中の請求をCSV出力」ボタンを押します。

    CSVファイル(表計算ソフトで開けるファイル)がパソコンに保存されます。表に1件も無いときは、ボタンを押せません。

クラブ全員に請求を作る(一括作成)

同じ名目・同じ金額の請求を、クラブの生徒全員に1件ずつ作ります。年会費などに使います。

  1. 手順1画面の上の「請求を作成」ボタンを押します。

  2. 手順2「クラブ全員に請求(一括作成)」の枠の「対象クラブ」の欄を押し、クラブを選びます。

    下の「クラブ全員に請求を作成」ボタンの右に「対象の生徒 ○名」と出ます。この人数分の請求が作られます。

  3. 手順3「名目」の欄に、請求の名前を入力します。

    例:年間会費(後期)

  4. 手順4「金額(1名あたり・円)」の欄に、1人分の金額を数字で入力します。

  5. 手順5「支払期限」の欄を押し、期限の日を選びます。

  6. 手順6人数と金額を確かめてから、「クラブ全員に請求を作成」ボタンを押します。

    画面の右上に「○件の請求を作成しました」と出ます。作った請求は「消込ダッシュボード」の請求台帳に「請求済み」で出ます。

請求を1件だけ作る

対象の生徒や期限が1人ずつ違う請求は、「請求を1件だけ作成」の枠で作ります。

  1. 手順1画面の上の「請求を作成」ボタンを押します。

  2. 手順2下の「請求を1件だけ作成」の枠で、「請求名」の欄に請求の名前を入力します。

  3. 手順3「金額(円)」の欄に、金額を数字で入力します。

  4. 手順4「対象生徒」の欄を押し、生徒を選びます。

    選ばないときは「指定なし」のままにします。

  5. 手順5「対象クラブ」の欄を押し、クラブを選びます。

    選ばないときは「指定なし」のままにします。

  6. 手順6「発行日」の欄を押し、請求を出す日を選びます。

  7. 手順7「支払期限」の欄を押し、期限の日を選びます。

  8. 手順8「作成する」ボタンを押します。

    画面の右上に「手動収納の請求を作成しました」と出ます。請求は「請求済み」の状態で作られます。

入金を1件ずつ記録する

保護者からの入金を確かめたら、その請求を「支払済み」にします。

  1. 手順1画面の上の「消込ダッシュボード」ボタンを押します。

  2. 手順2「請求台帳」で、入金があった請求の行を探します。

    探しにくいときは、上の「クラブ」や「状態」の欄で絞り込みます。

  3. 手順3その行の右端の「入金を記録」ボタンを押します。

    表の下に「入金を記録」の枠が開きます。「対象請求」の請求IDが合っているか確かめます。

  4. 手順4「入金日時(日本時間)」の欄で、入金があった日と時刻を選びます。

    最初は、いまの日時が入っています。

  5. 手順5必要なら「入金メモ(500文字以内)」の欄に、メモを入力します。

    例:振込名義が保護者の旧姓

  6. 手順6「入金済みにする」ボタンを押します。

    画面の右上に「入金を記録しました」と出ます。請求の状態が「支払済み」に変わります。やめるときは、右隣の「キャンセル」ボタンを押します。

入金CSVの作り方

銀行の入金の一覧をCSVファイルにして取り込むと、入金をまとめて記録できます。取り込むファイルには、次の見出し(1行目)が必要です。

  • 「請求ID」: 請求台帳の請求名の下に出ている英数字です。
  • 「生徒名」: 請求の対象の生徒の名前です。
  • 「金額」: 入金された金額です。「12,000」「¥12000」「12,000」の書き方でも読み取ります。
  • 「入金日」: 入金があった日です。「2026-09-18」のように、年-月-日の形で書きます。
  • 「備考」: メモです。書かなくてもかまいません。入金メモとして記録されます。
  • 「金額」と「入金日」は必ず必要です。「請求ID」か「生徒名」のどちらかも必要です。
  • 見出しの形がわからないときは、「取込テンプレート(CSV)」ボタンを押すと、見出しだけのひな形ファイルが保存されます。
  • ファイルは文字コード「UTF-8」で保存します。

入金CSVを取り込んで、まとめて記録する

「消込ダッシュボード」のいちばん下に、「入金CSVを取り込む(記録のみ)」の枠があります。

  1. 手順1画面の上の「消込ダッシュボード」ボタンを押します。

  2. 手順2画面を下へ進め、「入金CSVを取り込む(記録のみ)」の枠を見つけます。

  3. 手順3「入金CSVを選択」の右にある、ファイルを選ぶボタンを押します。

  4. 手順4開いた窓で入金CSVのファイルを選びます。

    ファイルを選んだだけでは、まだ何も記録されません。枠の中に、照らし合わせた結果が出ます。

  5. 手順5「突合できた入金」の一覧を確かめます。

    「突合(とつごう)」とは、入金と請求を照らし合わせることです。「○行目 金額 入金日 → 請求名(生徒名)」の形で、どの入金をどの請求に当てるかが出ます。

  6. 手順6「候補が複数ある入金」と「突合できなかった入金」があれば、内容を書き写しておきます。

    この2つは自動では記録されません。あとで1件ずつ記録します(下の「よくある質問」を見ます)。

  7. 手順7「突合できた入金」の内容が正しければ、「○件の入金を記録する」ボタンを押します。

    全部記録できたときは「○件の入金を記録しました」と出ます。一部が記録できなかったときは「○件中○件を記録し、○件は記録できませんでした。請求一覧で状態を確認してください」と出ます。

  8. 手順8最後に、「請求台帳」で状態が「支払済み」に変わったかを確かめます。

    CSVで取り込んだ入金は、入金日の午前0時(日本時間)に入金があったものとして記録されます。

入金CSVの照らし合わせ方(しくみ)

  • 「請求ID」がある行は、その請求IDの請求と照らし合わせます。金額も同じときだけ「突合できた入金」になります。
  • 「請求ID」が無い行は、「生徒名」と「金額」で探します。入金待ちの請求がちょうど1件だけ見つかったときだけ「突合できた入金」になります。
  • 生徒名の空白(スペース)の有る無しは、区別しません。
  • 当てはまる請求が2件以上あるときや、同じ請求に2行以上が当たったときは、「候補が複数ある入金」になります。二重に記録しないためです。
  • 入金を待っている請求(「請求済み」「期限超過」)だけが相手になります。

会計の資料を出す(会計帳票)

  1. 手順1画面の上の「会計帳票」ボタンを押します。

  2. 手順2「集計対象月」の欄を押し、集計したい月を選びます。

    表に、クラブごとの「請求額」「収納額」「未納額」「収納率」と「合計」が出ます。月は、請求を出した月(発行月)で分けます。

  3. 手順3クラブごとの集計をファイルにするときは、「月次収納集計をCSV出力」ボタンを押します。

    CSVファイルがパソコンに保存されます。

  4. 手順41件ずつの請求の一覧をファイルにするときは、「会計記録をCSV出力」ボタンを押します。

    CSVファイルがパソコンに保存されます。

現在は使えない機能

  • カード払いなどの外部の決済、自動の入金記録は、現在は使えません。
  • 督促(支払いのお願い)の一斉送信と、領収書の作成は、現在は使えません。
  • 収納代行の手数料の内訳は、現在は出せません。

⚠ 気をつけること

  • 「入金済みにする」と「○件の入金を記録する」は、お金の記録です。この画面には、記録を取り消すボタンがありません。
  • 入金を記録する前に、請求名・生徒名・金額・入金日を必ず確かめます。
  • 間違った請求を「支払済み」にすると、本当は未払いの保護者を見落としたり、会計が合わなくなったりします。
  • 「クラブ全員に請求を作成」は、クラブの生徒の人数分の請求を一度に作ります。この画面には、請求を消すボタンがありません。押す前に、ボタンの右の「対象の生徒 ○名」と金額を確かめます。
  • 同じ入金CSVを2回取り込むと、同じ入金を2回照らし合わせることになります。記録済みの請求は「支払済み」になるので相手になりませんが、取り込む前にファイルが新しいものか確かめます。
  • 入金CSVや会計のCSVには、生徒の名前と金額が入っています。保存したファイルは、決められた場所で大切に扱います。

よくある質問

Q.入金CSVで「候補が複数ある入金」と出ました。どうすればよいですか。
A.同じ生徒名・同じ金額の入金待ちの請求が2件以上あるため、どれに当てるか決められなかった入金です。「請求台帳」で、その生徒の請求を探します。どの請求の入金かを確かめてから、その行の「入金を記録」ボタンで1件ずつ記録します。次から同じことを防ぐには、CSVに「請求ID」の列を入れます。
Q.「突合できなかった入金」に「請求IDは一致しましたが金額が違います」と出ました。
A.請求の金額と入金の金額が違います。「請求台帳」で、その請求の「請求額」と、銀行の入金額を見比べます。一部だけの入金などのときは、自動では記録しません。内容を確かめてから、必要なら「入金を記録」ボタンで記録します。
Q.「突合できなかった入金」に「一致する未収の請求がありません」と出ました。
A.入金を待っている請求の中に、同じ生徒名と金額の請求がありません。生徒名の書き方(漢字の違いなど)と金額を確かめます。すでに「支払済み」になっている請求や、まだ作っていない請求のこともあります。
Q.ファイルを選んだら、赤い枠で「「金額」列が必要です」などと出ました。
A.CSVの1行目の見出しが足りません。「取込テンプレート(CSV)」ボタンでひな形を保存し、見出しの文字を同じにします。「金額」と「入金日」、それに「請求ID」か「生徒名」のどちらかが必要です。
Q.「CSVファイルを読み込めませんでした」と出ました。
A.ファイルの文字コードか形式が違う可能性があります。表計算ソフトで保存するとき、「CSV UTF-8」を選んで保存し直してから、もう一度選びます。
Q.請求台帳に「入金を記録」ボタンが出ない請求があります。
A.ボタンが出るのは、状態が「請求済み」か「期限超過」で、収納モードが「手動入金記録」の請求だけです。「支払済み」の請求は、すでに入金を記録してあります。
Q.「クラブ全員に請求を作成」ボタンが押せません。
A.「対象クラブ」「名目」「金額(1名あたり・円)」がすべて入っているか確かめます。ボタンの右に「このクラブには生徒が登録されていません」と出ているときは、「生徒・保護者台帳」の画面で、生徒の参加クラブを登録してから作ります。
Q.一括作成で「○件中○件を作成し、○件は作成できませんでした。失敗分をやり直してください」と出ました。
A.一部の生徒の請求だけが作られています。「消込ダッシュボード」の請求台帳で、そのクラブと発行月で絞り込み、請求が無い生徒を確かめます。足りない生徒の分は、「請求を1件だけ作成」で作ります。もう一度一括作成を押すと、作れた生徒の分が二重になるので注意します。